ばね指でお困りの方へ
重信先生のコラム
column
重信先生のコラム
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母指ばね指 どうしたら良くなる?
ばね指治療の第一段階としては、安静≒固定でしたよね。
結論から言うと、
ポイントはどこを固定するか?だと思っています。
当院ではIP関節(PIP関節)の固定を推奨。

→必要最小限の固定で安静に出来て、
かつ水仕事も出来て良くなるなんて素敵?という事です。
多くの場合、母指MP関節(付け根)の固定を勧められますが、親指を固定されて喜んでいる方を見た事がありません?
・邪魔
・病人みたい
・水仕事するなと?
こんな声を…
また、包帯やテープで固定されても同じ事。
というわけで、
母指IP関節をスプリントシートまたは樹脂固定。
仕組みは…
・屈筋腱は末梢骨近位に付着するため、IP関節固定によりA1pulleyの摩擦減少。
・結節が近位または遠位に発生しても、IP関節固定によりロッキングは発生しにくい。
・IP関節を固定してもMP関節は動かせるため、比較的ADLへの不満減少。
→屈筋腱〜腱鞘の安静。
要は引っ掛かりが出なくなるので、炎症がおさまり? 良くなる、という事かと…。
GradeⅢA(自動伸展不可)までは、上記固定で良くなった方がいましたよ♪
そうは言っても、固定されたら日中仕事にならない…
そんな方には、「ナイトスプリント」をおすすめ!
(かっこいいネーミングでしょ?本来の意味とは違うでしょうが…)
寝る時だけでも固定してね、という意味です。
ばね指は産後、更年期、糖尿病、透析の方などもいらっしゃいますが、やはり原因の多くは使い過ぎではないでしょうか。
夜になったら頭(脳)と同様、身体(指)も休ませてあげましょう?
それでもダメなら…
・ステロイド注射
・手術
*(お世話になった整形外科医は30分くらいで済ませてました…早っ!)
ちなみに…
この固定法を整形外科医に確認したところ
「この固定で良くなったのであれば、いいんじゃない。ただ…医学ではないけどね笑」
との事でした?

