治らない腰痛・膝痛の本当の理由! 足腰の衰えを防ぐ鍵は「足の親指(母趾)」にあり。
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「最近、足腰が弱くなってきた気がする」
「歩くと膝が痛い、腰痛が慢性化してどこに行っても良くならない」
そんなお悩みを抱えて当院にいらっしゃる方に、私が必ず確認するポイントがあります。
それは、腰でも膝でもなく「足の親指(母趾:ぼし)」の機能です。
実は、長引く膝痛や腰痛、外反母趾などの変形、そして「歩けなくなる不安」の根本原因は、この小さな「母趾」がうまく使えていないことに隠されていることが非常に多いのです。
当院では、以下の3つの専門的な視点から、あなたの足元(土台)を再評価し、動作を改善していきます。
1. 母趾の「底屈・背屈」の柔軟性は足りているか?
足の親指には、上へ反らす動き(背屈:はいくつ)と、下へ曲げて地面を掴む動き(底屈:ていくつ)があります。
歩くとき、私たちは無意識に親指を反らして蹴り出し、着地の際は地面を柔らかく捉えています。しかし、サイズの合わない靴の圧迫や運動不足により、この「背屈・底屈」の柔軟性が失われている方が少なくありません。親指の関節が硬くなると、足裏のクッション機能が低下し、その衝撃がダイレクトに膝や腰へ伝わってしまいます。
2. 母趾「だけ」を動かす神経系(コントロール)は正常か?
足の指先~足裏には、地面の傾きや重心の位置を感じ取る精細なセンサーが集まっています。ここで重要なのは、筋力ではなく「神経系の働き(脳との繋がり)」です。
足裏の感覚が鈍ると、脳からの指令が指先にうまく伝わりません。指先の繊細なコントロールを取り戻すことが、身体全体の連動性を高める第一歩になります。
3. 母趾だけで踏ん張る「支持バランス」が保てているか?
歩行時や立ち上がるとき、最終的に体重を支え、姿勢を安定させているのは母趾です。
母趾でしっかりと踏ん張る(支持する)バランス感覚が欠如していると、身体は無意識に外側(小指側)へ体重を逃がそうとします。これが不安定な足元を無理にカバーしようとするため、結果として膝や腰の筋肉が「過労状態」に陥り、痛みとなって表れるのです。
■ 動画セルフチェックコーナー
【あなたの足は大丈夫?「親指だけアップ」テスト】
こちらの動画をご覧ください。当院の患者さんに「足の親指だけを上に反らしてみてください」とお願いしたときの様子です。
頭では「親指だけを動かそう」としているのに、他の指も一緒に上がってしまったり、全く動かなかったりしていませんか?
実はこれ、筋力がないのではなく「脳と足の指の神経がうまく繋がっていない(感覚が鈍っている)」サインなのです。
さあ、靴下を脱いで、ご自身の足でも試してみてください。
• 親指だけをスッと上に上げられますか?
• 他の4本の指は床についたままですか?
もし「あれ、全然動かない!」と思っても、焦らなくて大丈夫です。当院で「足の指の再学習」を行えば、年齢に関係なく、少しずつ神経の繋がりは取り戻せます。
「腰が痛いから腰を揉む」「足腰が弱いからハードな筋トレをする」といったアプローチでは、根本的な解決にならない理由がここにあります。
大切なのは、物理・重力・解剖学に基づき、「お休みしてしまった母趾の機能(柔軟性・神経伝達・バランス)を目覚めさせること」です。
当院では、強い刺激(ボキボキ)は行いません。静かに身体と向き合い、「脱力」を促しながら、正しい身体の使い方を再学習(エデュケーション)していきます。
「がんばらないで、整えよう。」
「私の足の指、ちゃんと動いているかしら?」と気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。
小さな動きの変化が、一生自分の足で歩ける未来に繋がります。
ほら、きっと動けるようになりますよ。

